「うちのトイプードル、体重が7キロもあるけど大丈夫？」と不安を感じていませんか。
トイプードルの標準体重は一般的に3〜4kgとされているため、7キロという数字を見ると「太りすぎでは」と心配になる飼い主さんも多いでしょう。
しかし、体重7キロのトイプードルが必ずしも肥満とは限りません。
遺伝や骨格の大きさによって、健康的に7キロ前後になる「デカプー」と呼ばれる子もいます。
一方で、食事の与えすぎや運動不足による肥満が原因の場合は、関節疾患や心臓病などの健康リスクが高まるため注意が必要です。
この記事では、トイプードルの体重が7キロになる原因から、適正体重の見分け方、ダイエット方法、おすすめのドッグフードまで詳しく解説します。
愛犬の健康を守るために、ぜひ最後までお読みください。
7キロのトイプードルにおすすめのドッグフード3選
OBREMO（オブレモ）
厳しい審査基準のもと国内生産された高品質フード。累計販売量はなんと500万食を突破！安心とおいしさを徹底追求したフードです。
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うまか
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このこのごはん
このこのごはんは健康サポートに特化したやさしく美味しい小型向けドッグフード。人間も食べられるほど安全性にこだわっています。
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目次
トイプードルの体重が7キロになる原因とは？
トイプードルの体重が7キロに達する原因は、大きく分けて「体格の遺伝」と「生活習慣」の2つがあります。
親犬や先祖から大きな体格を受け継いでいる場合は、成犬になると自然に7キロ前後になることも珍しくありません。
一方、食事量の多さや運動不足が原因で体重が増加しているケースもあります。
まずは愛犬の体重増加がどのような原因によるものか、しっかりと見極めることが大切です。
遺伝・先祖返りによるもの
トイプードルは、もともと大型犬であるスタンダードプードルを小型化して作出された犬種です。
そのため、何世代か前の先祖の特徴が突然現れる「先祖返り」が起きることがあります。
両親がトイプードルのサイズであっても、祖父母やさらに前の世代に大きな個体がいた場合、子犬が予想以上に大きく成長することがあるのです。
この場合は病気や肥満ではなく、その子の持って生まれた個性といえるでしょう。
ミニチュアプードルとの混血の可能性
血統書上はトイプードルでも、過去にミニチュアプードルとの交配があった場合、体重が7キロ以上になることがあります。
ミニチュアプードルの標準体重は4.5〜7kg程度で、トイプードルより一回り大きいサイズです。
ペットショップやブリーダーで購入する際は、両親犬のサイズを確認しておくと、成犬時の大きさをある程度予測できます。
肥満や食事の与えすぎによる体重増加
高カロリーなドッグフードやおやつの与えすぎは、トイプードルの肥満を招く大きな原因です。
小型犬は少しのカロリーオーバーでも体重に影響が出やすく、「ついついおやつをあげてしまう」という習慣が積み重なると、あっという間に体重が増加してしまいます。
パッケージに記載された給餌量はあくまで目安なので、愛犬の体型を見ながら調整することが重要です。
運動不足による消費カロリーの低下
トイプードルは活発で運動量が多い犬種ですが、室内飼いで散歩の時間が短いと運動不足になりがちです。
摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、余ったエネルギーが脂肪として蓄積されてしまいます。
1日2回、各15〜30分程度の散歩を心がけ、室内でもおもちゃを使って遊ぶ時間を作りましょう。
去勢・避妊手術後のホルモンバランス変化
去勢や避妊手術を行うと、ホルモンバランスが変化して代謝が低下する傾向があります。
また、発情によるストレスがなくなることで食欲が増加するケースも少なくありません。
手術後はこれまでと同じ食事量では太りやすくなるため、獣医師と相談しながらフードの量や種類を見直すことが大切です。
トイプードルの体重7キロは太りすぎ？肥満度を見極める方法
トイプードルの体重が7キロあると聞くと「太りすぎでは？」と思うかもしれませんが、体重だけで肥満かどうかを判断することはできません。
大切なのは、体高や体長とのバランス、そして実際の体型をチェックすることです。
ここでは、適正体重の目安と肥満度を見分ける具体的な方法を解説します。
トイプードルの標準体重から見極める
JKC（ジャパンケネルクラブ）の基準によると、トイプードルの体高は24〜28cm、標準体重は約3〜4kgとされています。
ただし、これはあくまで平均的な目安であり、個体差によって適正体重は異なります。
骨格がしっかりしている子や筋肉量が多い子は、標準より重くても健康な場合があるのです。
体高・体長とのバランスを確認する
トイプードルの適正体重を判断するには、体高（床から肩までの高さ）と体長とのバランスを見ることが重要です。
たとえば体高が35cmを超える大きめのトイプードルであれば、7キロでも適正範囲内ということもあります。
体重という数字だけにとらわれず、全体的な体格を総合的に判断しましょう。
BCS（ボディコンディションスコア）で肥満度をチェックする
BCS（ボディコンディションスコア）とは、犬の体型を5段階で評価する指標です。
BCS1〜2は痩せすぎ、BCS3が理想的な体型、BCS4〜5は太りすぎを示します。
環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」でも紹介されており、体重管理の参考になります。
獣医師に相談すれば、愛犬のBCSを正確に判定してもらえます。
肋骨の触りやすさとウエストのくびれで判断する
自宅で簡単に肥満度をチェックする方法として、肋骨の触診とウエストの確認があります。
軽く触って肋骨が感じられれば適正体型、厚い脂肪に覆われて触りにくい場合は肥満の可能性があります。
また、上から見たときにウエストのくびれがあるか、横から見て腹部が吊り上がっているかもチェックポイントです。
体重が7キロのトイプードルが注意すべき健康リスク
体格に見合わない肥満状態で体重が7キロになっている場合、さまざまな健康リスクが生じます。
特にトイプードルのような小型犬は、体重増加による身体への負担が大きくなりやすいため注意が必要です。
愛犬の健康と寿命を守るためにも、肥満が引き起こすリスクを正しく理解しておきましょう。
膝蓋骨脱臼（パテラ）
トイプードルは膝蓋骨脱臼（パテラ）を発症しやすい犬種として知られています。
肥満によって体重が増加すると、細い足の関節に大きな負担がかかり、脱臼のリスクがさらに高まります。
歩き方がおかしい、足を引きずる、スキップするように歩くなどの症状が見られたら、すぐに動物病院を受診してください。
心臓病・糖尿病
肥満は心臓に大きな負担をかけ、心臓病や高血圧のリスクを高めます。
また、インスリンの働きが悪くなることで糖尿病を発症する可能性もあります。
これらの生活習慣病は一度発症すると完治が難しく、生涯にわたって治療が必要になることも少なくありません。
呼吸器系への悪影響
体内に脂肪が蓄積されると、気道が圧迫されて呼吸がしづらくなることがあります。
特に暑い季節は体温調節がうまくできず、熱中症のリスクも高まります。
「ゼーゼー」という呼吸音やいびきが増えた場合は、肥満による呼吸器への影響を疑いましょう。
麻酔がかけられず手術が遅れるケース
肥満の犬は、全身麻酔のリスクが高くなるため、必要な手術や検査が受けられないことがあります。
病気が見つかっても「まず痩せてから」と治療が遅れてしまうケースも実際に起きています。
いざというときに愛犬を守れるよう、日頃から適正体重を維持することが大切です。
体重7キロのトイプードルにおすすめのドッグフード6選
体重管理が必要なトイプードルには、低カロリー・低脂肪で栄養バランスに優れたドッグフードがおすすめです。
ここでは、ダイエットや体重維持に適した人気のドッグフード6選を紹介します。
愛犬の好みや体質に合わせて、最適なフードを選んでください。
1位：OBREMO（オブレモ）
| 価格 | 定期初回:3,140円(税込) 通常価格:4,830円(税込) |
|---|---|
| 内容量 | 800g×2袋(1.6kg) |
| 主原料 | 鶏肉、大麦、玄米 |
OBREMOは九州産の地鶏を主原料に、人と同じ食卓に並べられる品質を追求した国産ドッグフードです。
高タンパク・低脂質の鶏肉は消化吸収に優れており、アミノ酸スコアも最高クラスとなっています。
体重7キロのトイプードルには1日あたり約150g程度が目安です。
鰹節の自然な香りが食欲をそそり、偏食気味のワンちゃんにもおすすめできます。
4種類の味(鶏肉・馬肉・まぐろ&たら・いわし&たら)から選べるため、愛犬の好みに合わせられるのも魅力的でしょう。
香料・着色料・保存料などの不要な添加物は一切使用していません。
有機JAS認証やHACCP認証を取得した国内工場で生産されており、安全性も申し分ないといえます。
OBREMO（オブレモ）の口コミ・評判は？悪い口コミから高評価まで幅広く紹介2位：うまか（UMAKA）
| 価格 | 定期初回:1,980円(税込) 通常価格:5,478円(税込) |
|---|---|
| 内容量 | 1.5kg |
| 主原料 | 鶏肉、玄米、大麦 |
水炊き料亭「博多華味鳥」が開発した、九州産華味鳥を100%使用したプレミアムフードです。
人間用として提供される鶏肉と同等の品質を使用しているため、安心して与えられます。
体重7キロのトイプードルには1日約130g程度が適量でしょう。
ビフィズス菌やグルコサミン、コンドロイチンなど健康維持に役立つ成分も配合されています。
鰹節の風味が豊かで、食いつきの良さに定評がある商品といえます。
小麦グルテンフリーなので、穀物アレルギーが気になるワンちゃんにも配慮されているのです。
総合栄養食の基準をクリアしており、主食として安心して与えられます。
UMAKA（うまか）の口コミ・評判は？ドッグフードの安全性や成分・涙やけへの効果も解説！3位：このこのごはん
| 価格 | 定期初回:3,278円(税込) 通常価格:3,850円(税込) |
|---|---|
| 内容量 | 1kg |
| 主原料 | 鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)、鹿肉、まぐろ |
小型犬の悩みに特化して開発された国産ドッグフードです。
涙やけや毛並み、ニオイなど小型犬特有の悩みに配慮した原材料を厳選しています。
体重7キロのトイプードルには1日あたり約115g程度が給与量の目安でしょう。
青パパイヤやモリンガといった珍しい食材も配合され、健康維持をサポートします。
鶏肉に加えて鹿肉やまぐろも使用しているため、栄養バランスが良いといえます。
人工添加物は一切不使用で、小麦グルテンフリーのレシピです。
小粒で食べやすく、全犬種・全年齢に対応している総合栄養食となっています。
【悪評も公開】このこのごはんの口コミ・評判！メリット・デメリットやぴったりのワンちゃんも紹介4位：ココグルメ
| 価格 | お試し:980円(税込) 定期12袋:4,990円(税込) |
|---|---|
| 内容量 | 100g×12袋(1.2kg) |
| 主原料 | 鶏肉、豚肉、魚 |
獣医師監修のもと開発された、新鮮な国産食材を使用した手作りフレッシュフードです。
冷凍タイプで届くため、素材本来の栄養と風味がそのまま保たれています。
体重7キロのトイプードルには1日あたり約300g程度が目安でしょう。
低温調理で丁寧に仕上げられており、食材そのものの香りが食欲をそそります。
鶏肉・豚肉・馬肉・魚の4種類から選べ、ローテーションも可能です。
ヒューマングレードの食材のみを使用し、総合栄養食の基準を満たしているのです。
1袋100gの小分けパックで使いやすく、解凍してそのまま与えられる便利さも魅力的といえます。
ココグルメの口コミ・評判を紹介！メリット・デメリットや向いている愛犬の特徴も解説5位：ミシュワン小型犬用
| 価格 | 定期初回:3,183円(税込) 通常価格:3,980円(税込) |
|---|---|
| 内容量 | 1kg |
| 主原料 | 鶏肉、馬肉、鶏レバー |
小型犬の健康維持に特化して開発された、全年齢対応のドッグフードです。
関節の健康をサポートする緑イ貝を配合しているのが特徴といえます。
体重7キロのトイプードルには1日約130g程度が適量でしょう。
国産の鶏肉と馬肉を主原料とし、高タンパクで栄養バランスに優れています。
オメガ3脂肪酸や抗酸化物質が豊富で、皮膚や被毛の健康維持に役立ちます。
小麦グルテンフリーで、アレルギーに配慮したレシピです。
小粒サイズで食べやすく、鰹節の風味が食いつきの良さにつながっているのです。
ミシュワン小型犬用ドッグフードの口コミ・評価を調査！成分・安全性から理由を分析！6位：馬肉自然づくりプレミアム
| 価格 | 定期初回:3,465円(税込) 通常価格:3,980円(税込) |
|---|---|
| 内容量 | 800g |
| 主原料 | 馬肉、鹿肉、猪肉 |
業界初のジビエ肉3種(馬肉・鹿肉・猪肉)を配合したプレミアムドッグフードです。
食物アレルギーに配慮し、鶏肉・卵・大豆を一切使用していません。
体重7キロのトイプードルには1日約130g程度が給与量の目安でしょう。
野生のジビエ肉のワイルドな香りが、ワンちゃんの本能を刺激し食欲をそそります。
必須アミノ酸やDHA・EPAが豊富に含まれ、健康維持におすすめといえます。
完全無添加で、熊本の馬刺し専門店が開発した安心の品質です。
偏食やアレルギーに悩むワンちゃんに特におすすめできる商品となっています。
体重7キロのトイプードルのダイエット方法
愛犬が肥満と判断された場合は、健康のためにダイエットに取り組む必要があります。
ただし、急激な食事制限は栄養不足や体調不良を招く恐れがあるため、無理のないペースで進めることが大切です。
ここでは、トイプードルの体重を健康的に減らすための具体的な方法を紹介します。
1日に必要なカロリーを計算して食事量を見直す
ダイエットの基本は、1日に必要なカロリーを把握して食事量を調整することです。
犬の必要カロリーは「（体重×30＋70）×活動係数」で計算できます。
パッケージの給餌量はあくまで目安なので、愛犬の年齢・体重・運動量に合わせて適切な量を与えましょう。
おやつの与えすぎをやめる
おやつは1日の摂取カロリーの10〜20%以内に抑えるのが理想です。
可愛いからといって頻繁におやつを与えていると、カロリーオーバーの原因になります。
おやつを与える場合は、その分フードの量を減らすか、低カロリーのおやつを選びましょう。
低カロリー・低脂肪のドッグフードに切り替える
食事量を減らしたくない場合は、低カロリー・低脂肪の体重管理用ドッグフードに切り替えるのもおすすめです。
ダイエット用フードは食物繊維が豊富で満腹感を得やすく、必要な栄養素もしっかり摂取できます。
フードの切り替えは1〜2週間かけて少しずつ行い、愛犬の体調を見ながら進めてください。
毎日の散歩時間と運動量を増やす
トイプードルは活発な犬種なので、毎日の散歩と適度な運動が欠かせません。
1日2回、各20〜30分程度の散歩を目標にし、可能であればドッグランで走り回る時間も作りましょう。
雨の日は室内でおもちゃを使った遊びを取り入れ、運動不足を解消してください。
定期的に体重を測定して記録する
ダイエットの成果を把握するために、月に1回は体重を測定して記録しましょう。
自宅で測る場合は、飼い主が愛犬を抱いて体重計に乗り、飼い主の体重を差し引く方法が簡単です。
体重の推移を記録することで、ダイエットの経過を確認しながら食事量を調整できます。
トイプードルの体重7キロを維持するための日々のケア
体格に見合った体重7キロが適正である場合も、健康維持のための日々のケアは欠かせません。
食事管理や運動習慣を継続することで、肥満対策をしながら健康的な体型をキープできます。
ここでは、愛犬の体重を適正に維持するためのポイントを紹介します。
ライフステージに合ったドッグフードを選ぶ
子犬・成犬・シニア犬など、ライフステージに合ったドッグフードを選ぶことが体重管理の基本です。
子犬用は高カロリー、シニア用は低カロリーに設計されているため、年齢に合わないフードは肥満や栄養不足の原因になります。
愛犬の年齢と活動量に応じて、適切なフードを選びましょう。
月に1回は体重測定と体型チェックをする
体重の変化に早く気づくために、月に1回は体重測定と体型チェックを行いましょう。
ふわふわの被毛で体型がわかりにくいトイプードルは、触診で肋骨やウエストを確認することも大切です。
体重の推移を記録しておくと、増減の傾向が把握しやすくなります。
適度な運動で筋肉量を維持する
適度な運動は脂肪を燃焼させるだけでなく、筋肉量を維持して基礎代謝を高めるのにも役立ちます。
毎日の散歩に加えて、ボール遊びや引っ張りっこなど、楽しみながら運動できる遊びを取り入れましょう。
筋肉がつくことで足腰が強くなり、関節疾患への対策にもつながります 。
獣医師へ定期的に相談する
年に1〜2回は動物病院で健康診断を受け、獣医師に体重や体型をチェックしてもらうことをおすすめします。
飼い主だけでは気づきにくい健康上の問題も、専門家の目で早期発見できる可能性があります。
食事や運動についてのアドバイスも、気軽に相談してみましょう。
シニア期に入ったら食事と運動量を見直す
トイプードルは7〜8歳頃からシニア期に入り、代謝が落ちて太りやすくなる傾向があります。
一方で、運動量が変わらない子に低カロリーのシニア用フードを与えると、栄養不足になることも。
愛犬の状態をよく観察し、獣医師と相談しながら食事と運動量を調整してください。
まとめ：トイプードルの体重が7キロになった原因を見極めて適切に対処しよう
トイプードルの体重が7キロになる原因は、遺伝による体格の大きさと、肥満による体重増加の2パターンがあります。
体高や骨格に見合った体重であれば「デカプー」として健康上の問題はありませんが、肥満が原因の場合は関節疾患や心臓病などのリスクが高まるため注意が必要です。
愛犬が肥満かどうかを判断するには、BCS（ボディコンディションスコア）や肋骨の触診、ウエストのくびれをチェックしましょう。
ダイエットが必要な場合は、食事量の見直しや低カロリーフードへの切り替え、適度な運動を取り入れて、無理のないペースで減量を進めてください。
大切なのは、体重という数字だけにとらわれず、愛犬の全体的な健康状態を見守ることです。
不安なことがあれば獣医師に相談し、愛犬が健康で長生きできるようサポートしてあげましょう。
