愛猫が膵炎と診断されたり、その疑いを指摘されたりすると、次に頭をよぎるのは毎日のごはんのことですよね。
「うちの子も、やっぱり低脂肪のフードにしたほうがいいのだろうか…」と、不安や迷いを抱えている飼い主さんは少なくありません。
まず一番大切な事実をお伝えします。フードを変えることは治療そのものではありません。まず動物病院で診断と方針を決め、そのうえで食事を組み立ててください。消化器用の療法食は獣医師の診断と指示を受けて使うもので、その脂肪量を計算すると「療法食だから低脂肪」とは限らないことも見えてきました。
そのうえで、療法食の指示はなく、獣医師に切り替えてよいと言われた猫なら、毎日のフードを見直す余地があります。編集部では、原材料が分かり脂肪の量を計算でき、少量から試しやすい通販のフード5つを、各公式サイトの表示で比べました。下の3つは、療法食の指示がない猫の毎日のごはんの候補です。
療法食の指示がない猫の日常食TOP3
選び方のポイント(原材料の明記・脂肪の量・少量で試せる)で比べた上位3つです。
| この記事を監修した獣医師 | |
|---|---|
松本 千聖 |
岐阜大学応用生物科学部獣医学課程卒業。 3年ほど獣医師として動物愛護団体付属動物病院やペットショップ付属動物病院にて主に一次診療業務、ペット保険会社では保険金査定業務に従事しました。現在は製薬関係の業務に従事し、プライベートでは個人で保護猫活動並びに保護猫達の健康管理を行っています。 |
※商品紹介部分に関して監修者は関係ございません
目次
まず確認したいこと|自己判断が危ないケース
膵炎が疑われるときに自己判断でフードを頻繁に替えたり、極端な低脂肪・絶食にしたりすると、かえって体力低下や状態悪化につながることがあります。
特に以下の場合は、急性経過の可能性もあるため要注意です。フードを探す前に受診してください。
- 全く食べない
- 水も飲まない
- 嘔吐が続く
- ぐったりして動かない
- 脱水っぽい
- 痛がる様子がある
また糖尿病や腎臓病などの併発があると食事方針が変わるため、独断での判断は避け、早めに動物病院へ相談しましょう。

猫の膵炎とは?食事管理が欠かせない理由
猫の膵炎は、膵臓に炎症が起こる病気で、特に慢性膵炎は中高齢の猫に多く発症します。
膵臓は消化酵素を分泌する臓器なので、食事の内容や与え方は体調に関わります。ただし、食事が受け持つのは治療を支える役割です。必要な栄養をとれない状態が続くと体力が落ちるため、食べられる形で栄養を確保することが食事管理の目的になります。
膵炎で起こりやすいこと
猫の膵炎は、膵臓の炎症によって消化酵素の働きが乱れ、胃腸に負担がかかりやすくなります。
その結果、食欲低下、嘔吐、下痢、元気消失、体重減少などが起こることがあります。
ただし猫は症状を隠しやすく、「なんとなく食べムラがある」「寝ている時間が増えた」程度に見える場合も少なくありません。症状が曖昧なぶん発見が遅れやすいのが特徴です。

治療の基本は「獣医師+食事+体調観察」
膵炎のケアは、診断と治療方針を獣医師とすり合わせたうえで、日々の食事管理と体調観察を組み合わせて進めるのが基本です。
食事は「消化に配慮しつつ必要な栄養を落とさない」ことが目的で、療法食が必要かどうかも獣医師が判断します。
加えて、食欲・飲水量・便の状態・嘔吐の有無・体重・元気さを記録しておくと、悪化の兆候に早く気づけます。再診時に情報を共有でき、フードや与え方の調整もしやすくなるでしょう。

フードで「できること」と「できないこと」
フードの話に進む前に、できないことをはっきりさせておきます。膵炎を治す効果や再発を防ぐ効果をうたえる市販のキャットフードはありません。ペットフードは医薬品ではないからです。
フードでできるのは、獣医師が決めた方針のなかで、猫が食べ続けられる形で栄養と水分をとれるようにすることです。療法食の指示が出ているなら、それに従うことが食事管理の中心になります。市販のフードを考えてよいのは、状態が落ち着いていて、獣医師が切り替えを認めた場合です。
猫の膵炎に低脂肪フードは本当に必要なのか計算しました
膵炎だから低脂肪のフードに。そう考えて、パッケージ裏の粗脂肪の数字を見比べている方は多いはずです。
ただし粗脂肪の「◯%」は、カロリーの違いを無視した数字です。同じ量を食べても、カロリーが高いフードほど、実際に摂る脂肪の量は多くなります。
そこで編集部が、動物病院で処方されることの多い消化器用の療法食について、各社の公開値をもとに100kcalあたりのグラム数に計算し直しました。
| 商品 | 粗脂肪・代謝エネルギー | 100kcalあたりの脂肪 |
|---|---|---|
| ロイヤルカナン 消化器サポート(ドライ) | 20.0%以上 410kcal/100g |
約4.9g |
| ロイヤルカナン 消化器サポート(ウェット) | 3.7%以上 104kcal/100g |
約3.6g |
※メーカー公式サイトの記載値(2026年8月時点)をもとに編集部が算出。保証成分値は「◯%以上」として表示される下限値のため、換算値は目安です。
一般的な成猫用のドライフードは、100kcalあたりおよそ4〜5gです。消化器用の療法食も、その範囲から大きくは外れていませんでした。
「療法食だから低脂肪」とは限らないということです。ロイヤルカナン獣医学アカデミーの解説でも、猫はたくさんの脂肪を消化でき、膵炎の猫に脂肪制限が必要だという根拠は今のところないとされています。一方で、脂肪の影響は専門家の間でも議論が残っていて、高脂肪のフードを食べている猫は見直したほうがよいという意見もあります(Today’s Veterinary Practice)。
数字だけを見て自分で判断するより、この表を持って主治医に相談したほうが話が早く進みます。脂肪の目安は、獣医師に確認してください。
膵炎の猫向けフードの選び方5つ【チェックリスト】

どんなフードなら愛猫の状態に合うのか。判断の手がかりになるフード選びの5つのポイントを一覧にしました。値段や口コミを見比べる前にここを押さえておくと、迷う時間がぐっと減りますよ。
①タンパク源が明確で消化性が高い
原材料を見て、タンパク源が明確に記されているものを選びましょう。「チキン」「白身魚」のように名前で書かれていれば、獣医師に相談するときも話が早くなります。原材料は多い順に書かれているので、先頭を見れば主原料が分かります。
消化吸収しやすい加水分解タンパク質を使用したフードも選択肢の一つで、こちらは療法食なので獣医師に相談してください。
②脂肪はカロリーあたりの量で確かめる
猫の膵炎では犬ほど厳格な脂肪制限は必要ありませんが、脂肪の量を知っておくと獣医師に相談しやすくなります。粗脂肪の%とカロリーの両方が公表されていれば、上の計算で100kcalあたりの量を出せます。
肥満傾向のある猫や高脂血症を併発している場合は、獣医師の指導のもと低脂肪フードを検討してください。
③穀物の有無より主原料を先に見る
猫は本来肉食動物なので、肉や魚が主原料のフードを基準に考えます。ただ、穀物を使っていないことが膵炎によいと確かめられているわけではありません。消化器用の療法食であるロイヤルカナン 消化器サポートにも、米が使われています。
穀物の有無だけで決めず、主原料と成分の値を見て選ぶほうが確実です。
④ドライとウェットを使い分けて少量から試す
膵炎の猫は、消化の負担を減らしつつ「食べられる形」で栄養と水分を確保したいところです。
一般にウェットは水分量が多く、香りも立ちやすいため食欲が落ちた時に役立ちます。ドライは保存性が高く、量の調整がしやすい反面、飲水が少ない子では水分不足になりがちです。ドライを使う場合はふやかす、少量頻回にするなど工夫すると安心です。
新しいフードは食べない可能性もあるので、小さな袋や低い初回価格で試せるものを選ぶと、合わなかったときの損失と急な切り替えのリスクを小さくできます。
⑤療法食を選ぶべき目安
膵炎の治療には、動物病院で処方される療法食が用いられるケースが多いです。消化器疾患用の療法食は、消化性が高く、必要な栄養素がバランスよく配合されています。
膵炎と同時に他の病気(糖尿病、腎臓病など)を併発している場合は、フード選びがより複雑になります。必ず獣医師に相談し、愛猫の状態に最適な療法食を処方してもらいましょう。
膵炎の猫向けのフードは獣医師の指示がある療法食が先
ここからは実際のフードを見ていきます。
療法食は、獣医師の診断と指示を受けたうえで使うものです。自己判断で始めたり、指示された種類を変えたりしないでください。

療法食の購入は、ホームセンターやペットショップで購入する場合でも、かかりつけの動物病院の登録などが必要です。
【獣医師の指示があるとき】ロイヤルカナン 消化器サポート

| 内容量 | 500g/2kg |
|---|---|
| 主原料 | 肉類(鶏、七面鳥)、米、動物性油脂、超高消化性植物性タンパク(消化率90%以上)、植物性繊維 |
| 粗たんぱく質 | 30.0%以上 |
| 粗脂肪 | 20.0%以上 |
| 代謝エネルギー | 410kcal/100g |
動物病院で処方されることの多い、消化器用の療法食です。
上の表で計算したとおり、100kcalあたりの脂肪は約4.9gで、低脂肪の設計ではありません。
水分の多いウェットタイプもあり、こちらは100kcalあたり約3.6gです。食欲が落ちて水分も摂れていないときは、ウェットが選ばれることがあります。
向いている猫:獣医師から消化器用の療法食を指示されている猫。獣医師の診断を受けていない場合は、療法食を自己判断で選ばず、先に受診してください。
※公式サイトには「特定の疾病または健康状態にあるペットの食事療法に利用することを目的とし、栄養成分の量や比率を調整又は特別な方法で製造されているため、獣医師の診断・指導のもとご使用ください。」と記載されています。
猫の膵炎で療法食の指示がないときのおすすめフード5選
※商品紹介部分に関して監修者は関係ございません
ここからは広告リンクを含みます。状態が落ち着いてからの選択肢です。ここから紹介する5つは、病気の治療を目的とした食品ではありません。切り替えてよいかは、必ず獣医師に確認してください。
5製品とも、主原料を名前で書き(①タンパク源)、脂肪とカロリーの値を公表している(②脂肪の量)通販のフードです。療法食の指示がない猫の毎日のごはんとして、次の順に並べました。
1位:500gの小袋と初回980円で、少しずつの切り替えを試しやすい(GRANDS)
2位:魚の味は100kcalあたり脂肪約3.3g。国産で、初回は750gの1袋から(犬猫生活)
3位:100kcalあたり脂肪約2.9gと5製品でいちばん少なく、白身魚が主原料(モグニャン)
4位:お試しセットにウェット2種がつき、ウェットを足す食べ方を試せる(CAT STANCE)
5位:チキンが主原料で、たんぱく質34%以上をとれる(カナガン)
脂肪の量は少ないほどよいというものではありません。指示が出ている猫は、その目安を優先してください。
5製品の脂肪量と価格の比較
| 商品 | 選んだ決め手 | 価格 |
|---|---|---|
| GRANDS | 500gの小袋。脂肪は約4.4g | 定期初回 980円 |
| 犬猫生活 | 国産。脂肪は魚の味で約3.3g、生鶏肉の味で約4.0g | 定期初回 1,980円 |
| モグニャン | 白身魚が主原料。脂肪は約2.9g | 5,852円 定期なら 5,266円〜 |
| CAT STANCE | お試しにウェット2種つき。脂肪は約3.3g | お試し 1,980円 |
| カナガン | たんぱく質34%以上。脂肪は約4.1g | 5,456円 定期なら 4,910円〜 |
(脂肪は100kcalあたりの量で、公表されている粗脂肪とカロリーから編集部が計算した目安。価格は税込で、各公式サイトの表示。GRANDS・犬猫生活は2026年11月4日、モグニャンは11月1日、カナガンは10月29日、CAT STANCEは11月2日に確認。初回はGRANDSが500g+サンプル、犬猫生活が750g。CAT STANCEのお試しは鹿肉ドライ100g+ウェット2種+鹿ピューレ。モグニャン・カナガンは1.5kg)
1位:GRANDS(グランツ)

| 価格(税込) | 定期初回:980円・送料無料(500g+ほかの味のサンプル50g×2袋) 2回目以降:5,461円(500g×3袋・送料込み) |
|---|---|
| 成分・カロリー | たんぱく質34.5%/脂質16.0%/367kcal/100g(チキン&サーモン味) |
| 100kcalあたりの脂肪 | 約4.4g(編集部の計算) |
| 主原料 | チキン&サーモン65%以上(平飼いの鶏) |
フードを切り替えるとき、一番こわいのは大きな袋を買ったあとで口をつけてくれないことですよね。GRANDSは500gの小分け包装で、初回980円から試せます。合わなかったときの痛手が小さいぶん、様子を見ながら少しずつ進められます。
グレインフリーで、動物性の原材料を中心に組み立てられたレシピです。主原料のチキンとサーモンを65%以上使い、保存料・着色料・香料は使っていないと公式サイトに書かれています。100kcalあたりの脂肪は約4.4gで、一般的な成猫用のドライフードの範囲です。公式サイトでは、シリーズ累計1,800万食突破・定期継続率94%と公表されています(2026年11月確認)。

向いている猫:はじめて切り替える猫、食べムラがあって少量ずつ試したい猫
多頭飼いで消費量が多い家庭なら、よく食べる味を決めてから定期の3袋に進むと無駄が出にくくなります。初回は980円・送料無料なので、今のフードに少しずつ混ぜて、食べ方を見てから続けるかを決められます。
GRANDSを公式サイトで見る ↗
GRANDSの口コミ
小柄な我が家の猫にグレインフリーで小粒のものを探していたらこれにたどりつきました。お値段少々お高めですがこれに変えてから食後の吐き戻しが少なく、ウンチも良い状態です。味も3種類ありますし、ローテーションできるのも嬉しいポイントです!
引用元:Amazon
2位:犬猫生活キャットフード

| 価格(税込) | 定期便初回:1,980円・送料無料(750g×1袋) 2回目以降:5,808円(1.5kg) |
|---|---|
| 成分・カロリー | (朝獲れ魚)たんぱく質30%以上/脂質12%以上/360kcal (生鶏肉)たんぱく質31%以上/脂質15%以上/373kcal |
| 100kcalあたりの脂肪 | 魚の味:約3.3g/生鶏肉の味:約4.0g(編集部の計算) |
| 主原料 | 金沢港の朝獲れ魚(魚の味)/国産の生鶏肉・牛肉・金沢港の朝獲れ魚(生鶏肉の味) |
体調が安定しない時期は、何が入っているかがはっきりしているほうが、合わなかったときの原因を絞り込めます。犬猫生活は主原料が公式サイトに明記されていて、魚の味は100kcalあたりの脂肪が約3.3gと、計算した療法食のウェット(約3.6g)に近い数字です。
獣医師と共同開発した国産フードで、保存料・香料・着色料は使わず、穀物の代わりにじゃがいもやさつまいもを使っています。実際に筆者の猫に与えてみたところ、ほろほろと崩れる粒のため、カリカリという音はせず、静かに食べている様子でした。

向いている猫:原材料を把握したうえで食事管理を続けたい猫
まず少量で反応を見たいなら、初回は750gの1袋だけが届く定期便から始められます。好みの味を1袋選び、初回1,980円・送料無料で食べ方を確かめてみてください。
犬猫生活を公式サイトで見る ↗
犬猫生活キャットフードの口コミ
オイルフリーのキャットフードで、かつ嗜好性が高いものは本当になかなかない貴重なキャットフードです。
個人的にはグルテンフリーとかそういうのよりもオイルフリーがすごいと思う。
原材料も安全なものしか使われていませんし、間違いなく最上級のキャットフードです。引用元:Amazon
3位:モグニャンキャットフード

| 価格(税込) | 通常:5,852円(1.5kg) 定期:1個5,266円・2個以上4,974円・4個以上4,681円(1個あたり) |
|---|---|
| 成分・カロリー | たんぱく質27%以上/脂質11%以上/379kcal/100g |
| 100kcalあたりの脂肪 | 約2.9g(編集部の計算) |
| 原材料(先頭5つ) | 白身魚65%、タピオカ、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、ビール酵母 |
獣医師から「脂肪の量も見ておきましょう」と言われた猫の候補には、100kcalあたりの脂肪が約2.9gと5製品でいちばん少ないモグニャンがあります。成分の値が公表されているので、今のフードと見比べたうえで獣医師に相談できます。
白身魚を65%使ったグレインフリーで、直径約6mmの小さな俵型の粒は、シニアになっても食べやすい大きさです。たんぱく質は27%以上と5製品で低めなので、たんぱく質の量についても主治医に見てもらうと安心です。
向いている猫:魚が好きで、小さめの粒のほうが食べやすい猫
カロリーは379kcal/100gなので、パッケージの給与量を目安に1日の量を計って与えると、体重を見ながら続けられます。定期コースなら1個から10%OFFになるので、まずは定期の1個5,266円から始めてみてください。
モグニャンを公式サイトで見る ↗
モグニャンキャットフードの口コミ
よく食べています。好き嫌いにあまり影響がないように感じましたが、個体によるのかもしれません。
引用元:Amazon
4位:CAT STANCE(キャットスタンス)鹿肉ドライ

| 価格(税込) | お試しセット:初回1,980円・送料無料(鹿肉ドライ100g・鹿肉ウェット90g・鱈ウェット90g・鹿ピューレ10g×10本。1家族1点まで) 鹿肉ドライ:1kg 3,300円(定期は10%OFFの2,970円) |
|---|---|
| 成分・カロリー | たんぱく質32%以上/脂質13%以上/400kcal/100g |
| 100kcalあたりの脂肪 | 約3.3g(編集部の計算) |
| 原材料(先頭5つ) | 鹿肉(生)、鶏肉(生)、全粒大麦、魚粉、サツマイモ |
食欲が落ちやすい猫では、香りが立ち水分もとれるウェットが役立つことがあります。CAT STANCEはお試しセットに鹿肉と鱈のウェットがつくので、ドライとウェットの食べ方の違いを一度に確かめられます。
主原料は国産の野生の鹿肉と鶏肉で、低温でゆっくり調理し、着色料・香料・保存料は使っていません。国内の工場で作る全年齢用の総合栄養食で、100kcalあたりの脂肪は約3.3gです。
向いている猫:鹿肉や鶏肉が好きで、ドライにウェットを足して食べたい猫
粒はやや大きめという声もあるので、シニアの猫にはぬるま湯で少しふやかしてから出すと食べやすくなります。お試しセットは初回1,980円・送料無料で、ドライとウェット2種類を一度に試せます。
CAT STANCEを公式サイトで見る ↗
5位:カナガンキャットフード チキン

| 価格(税込) | 通常:5,456円(1.5kg) 定期:1個4,910円・2個以上4,637円・5個以上4,364円(1個あたり) |
|---|---|
| 成分・カロリー | たんぱく質34%以上/脂質16.7%以上/405kcal/100g |
| 100kcalあたりの脂肪 | 約4.1g(編集部の計算) |
| 原材料(先頭5つ) | 乾燥チキン35.5%、チキン生肉25%、サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイル4.2% |
獣医師から脂肪やたんぱく質の制限を指示されていない猫で、肉をしっかり食べさせたいなら、カナガン チキンが候補になります。乾燥チキンとチキン生肉で原材料の6割を占め、たんぱく質は34%以上です。100kcalあたりの脂肪は約4.1gで、一般的な成猫用のドライフードの範囲に入ります。
主原料の肉の割合まで原材料欄に書かれているので、獣医師に見せるときも中身を伝えやすいフードです。穀物の代わりにサツマイモとジャガイモを使っています。
向いている猫:チキンが好きで、肉の多いフードをよく食べる猫
カロリーは405kcal/100gと高めなので、パッケージの給与量を目安に1日の量を計って与えると、体重を保ちながら続けられます。定期コースなら1個から10%OFF、5個以上で20%OFFになるので、続けるなら定期がお得です。
カナガンを公式サイトで見る ↗
カナガンキャットフード チキンの口コミ
グレインフリーのフードをあげていましたが、猫が飽きたのか、最近あまり食べなくなったため、こちらの商品に変えました。
よく食べるようになり、形のいいウンチもするので飼い主としては満足です。引用元:Amazon
ほかのキャットフードも比べたい場合は、キャットフードおすすめランキングで人気のフードを一覧にしています。
膵炎の猫がつまずきやすいフードの与え方
膵炎の猫は消化器が敏感になりやすく、食事の内容だけでなく与え方でも体調が左右されます。急なフード変更や一度に食べ過ぎる状況は負担になりやすいため、切り替えは少量ずつ・少量頻回を基本にしましょう。
切り替えは少量ずつ
膵炎の猫は消化器が敏感になりやすく、フードを急に変えると下痢・嘔吐・食欲低下などで体調が崩れることがあります。
切り替えは新しいフードを少量から混ぜ、便の状態や吐き戻しがないかを見ながら7〜10日ほどかけて徐々に割合を増やすのが基本です。
もし途中で食欲が落ちたり便が緩くなったりしたら、割合を戻して様子を見るか、無理せず獣医師へ相談しましょう。「食べられること」自体が回復の土台になります。
1回量を減らして回数を増やす
膵炎のケアでは、食後に一気に消化を頑張らせない工夫が役立ちます。
1回の量が多いと胃腸への負担が増え、吐き気や嘔吐につながることもあります。そこで、1日の総量は維持しつつ、1回の量を減らして回数を増やす少量頻回を意識しましょう。
ウェット中心にして食べやすくする、ドライはふやかして負担を軽くする方法もあります。
体調メモを取る
膵炎は症状が分かりにくく、良くなったように見えても波があることがあります。日々の変化を見逃さないために、体調メモを付けるのがおすすめです。以下の情報を短く書くだけでOKです。
- 食べた量・食べ方(完食/半分)
- 飲水量の変化
- 便の回数と硬さ
- 嘔吐の有無と回数
- 元気・寝ている時間
- 体重
受診時に獣医師へ説明しやすくなり、フードの種類や与え方の調整も判断しやすくなります。
獣医師に切り替えてよいと言われたら、少量から試せる次の3つを見てみてください。
療法食の指示がない猫の日常食TOP3
1位GRANDS(グランツ)公式サイト:grands-pets.com500gの小袋で少しずつ切り替えやすい。3種類の味を試せる。初回980円 送料無料2位犬猫生活キャットフード公式サイト:inuneko-seikatsu.co.jp魚の味は100kcalあたり脂肪約3.3gの国産フード。初回1,980円 送料無料3位モグニャンキャットフード公式サイト:mognyancatfood.co.jp100kcalあたり脂肪約2.9gと少なめの白身魚のフード。5,852円 定期なら最大20%OFF
膵炎の猫がフードを食べないときの対処法
膵炎の猫は食欲不振になることが多く、「食べてくれない」と悩む飼い主さんは少なくありません。しかし、猫の絶食は肝リピドーシスのリスクがあるため、できるだけ早く食べさせる工夫が必要です。
トッピングやウェットフードを活用する
食欲が落ちている猫には、トッピングやウェットフードを活用して食欲を刺激しましょう。
ささみの茹で汁を少量かけたり、細かくしたささみをフードに混ぜたりすると、香りが立って食べやすくなりますよ。ウェットフードは香りが強く、ドライフードより食べてくれるケースも多いです。普段のフードと違う味や食感を試してみるのもおすすめです。
ウェットフードの選び方は、猫用ウェットフードのおすすめで詳しく解説しています。
フードを人肌程度に温めて香りを立たせる
食欲が落ちている猫には、フードを人肌程度(35〜37℃)に温めて与えてみましょう。温めることでフードの香りが立ち、猫の食欲を刺激できます。
電子レンジで数秒加熱するか、ぬるま湯で温めてから与えてみてください。ただし、吐き気が強いときは香りで吐き気が促されることもあるため、様子を見ながら調整してください。
ドライフードはふやかして消化しやすくする
ドライフードを与える場合は、ぬるま湯でふやかしてから与えると食べやすくなります。食感が柔らかくなるので、食欲が落ちている猫でも口にしやすく、水分補給も同時にできます。
ふやかす時間は5〜10分程度を目安にし、温かいうちに与えましょう。
食欲不振のサインを見逃さない
猫の食欲不振は、膵炎の悪化や他の合併症のサインである可能性があります。
いつものフードを残す、フードの匂いを嗅ぐだけで食べない、お気に入りのおやつも食べないなどの様子が見られたら要注意。特に、24時間以上何も食べない場合は、すぐに動物病院に相談しましょう。
早期に対処することで、症状の悪化を防げます。
膵炎の猫に手作りフードを与える注意点
療法食だけでは食べてくれない場合、手作りフードを検討する飼い主さんもいるでしょう。
手作りフードには愛猫の好みに合わせられるメリットがありますが、注意点もあります。
獣医師に適切なレシピや栄養バランスの相談をする
手作りフードを始める際は、必ず獣医師に相談してください。
猫に必要な栄養素(タウリン、ビタミン、ミネラルなど)を手作りフードだけで補うのは非常に難しいです。
また、膵炎と他の病気を併発している場合は、避けるべき食材が変わることもあります。
獣医師から適切なレシピや栄養バランスのアドバイスを受けてから始めましょう。
手作りフードにはメリットとデメリットがある
手作りフードのメリットは、新鮮な食材を使える点と、愛猫の好みに合わせてアレンジできる点です。
食欲が落ちている猫でも、手作りフードなら食べてくれることがあります。
一方、デメリットとして、栄養バランスの管理が難しいことが挙げられます。
長期間続けると栄養の偏りが生じる可能性があるため、療法食と併用するか、獣医師の指導のもとで行いましょう。
高タンパク・低脂肪な食材を意識する
膵炎の猫におすすめの手作り食材は、高タンパク・低脂肪なものです。
鶏のささみ、鶏むね肉(皮なし)、白身魚(タラ、タイなど)、馬肉、鹿肉などが適しています。
これらの食材は消化しやすく、膵臓に負担をかけにくいのが特徴です。
調理は必ず加熱処理(茹でる、蒸すなど)を行い、味付けはせずにそのまま与えましょう。
膵炎の猫には避けるべき食材がある
膵炎の猫には与えてはいけない食材があります。
脂肪分の多い食材(鶏皮、脂身の多い肉、バターなど)、玉ねぎ、にんにく、チョコレート、ぶどうなどは絶対に避けてください。
生肉は細菌感染のリスクがあるため、必ず加熱してから与えてください。
また、塩分や調味料は猫の健康に悪影響を与えるため、味付けは一切しないようにしましょう。
【フード以外】膵炎の猫の再発予防・悪化予防にできること

猫の膵炎は原因不明のケースが多く、確実性のある対策はありません。それでも、日頃からできることを重ねておくと、早期発見につなげることは可能です。
日頃から猫の様子をよく観察する
食欲の変化、嘔吐や下痢の頻度、元気の有無、体重の増減などをチェックしましょう。「なんとなく元気がない」「最近食欲が落ちている」など、小さな変化も見逃さないようにしてください。異変に気づいたら、早めに動物病院を受診してください。
定期的な健康診断とワクチン接種
年に1〜2回の健康診断を受けると、膵炎を含む病気を早期に見つけやすくなります。特に中高齢の猫は、血液検査やエコー検査を定期的に行うと安心です。
また、猫カリシウイルス感染症などの感染症が膵炎の原因になることもあるため、ワクチン接種は欠かさず行うと良いでしょう。
ストレスの少ない生活環境を整える
ストレスは、消化器系の炎症を悪化させる要因になることがあります。引っ越しや新しいペットの追加、生活環境の急な変化などは、猫にとって大きなストレスです。
できるだけ安定した生活環境を維持し、猫がリラックスできる居場所を確保してあげましょう。
適切な食事管理と体重コントロール
猫の膵炎では高脂肪食や肥満が直接的な原因になることは少ないとされていますが、適切な食事管理は健康維持の基本です。
栄養バランスの取れたフードを適量与え、人間の食べ物や脂肪分の多いおやつは控えてください。急な減量は肝リピドーシスの引き金になることがあるので、体重を減らすペースは獣医師と決めてください。肝臓の数値も指摘されている猫は、猫の肝臓数値とキャットフードの記事も参考になります。
膵炎の猫のフードでよくある質問

膵炎の猫には低脂肪フードじゃないとダメ?
必ずしも「低脂肪一択」ではありません。
猫の膵炎は犬ほど厳格な脂肪制限が必要ない場合もあり、まずは消化しやすさと十分なたんぱく質を確保します。一方で、肥満傾向や高脂血症、再発を繰り返す子では脂肪量の調整が必要になることも。迷ったら獣医師に“脂肪の目安”を確認しましょう。
療法食は必須?市販フードでは代替できない?
療法食が必須かどうかは、膵炎の重症度や併発症(糖尿病・腎臓病など)で変わります。
療法食は消化性や栄養バランスを病態に合わせて設計されているため、安定しない時期ほど有力な選択肢です。ただ、状態が落ち着いている場合は市販フードを検討できるケースもあります。自己判断せず、方針は獣医師と決めましょう。
市販のおすすめフードで膵炎は治る?
治りません。
市販のフードは病気の治療を目的とした食品ではなく、治療は動物病院で受けるものです。おすすめフード5選は、療法食の指示がなく、獣医師が切り替えを認めた猫の毎日のごはんの候補です。
ウェットだけで栄養は足りる?ドライ併用は?
総合栄養食のウェットで、必要量を食べられていれば栄養面は基本的に満たせます。
膵炎の猫は食欲が落ちやすいので、香りが立ち水分も取れるウェットは相性が良いことが多いです。一方、食べる量が足りない子はドライ併用でカロリーを補う方法もあります。体調に合わせて“食べられる形”を優先しましょう。
慢性膵炎と急性膵炎で食事は変わる?
変わることがあるので、獣医師に確認してください。
急性で食べられないときは、病院で栄養をとる方法を考えることがあります。慢性で長く付き合う場合は、食べ続けられるフードと与え方を主治医と決めていきます。
ちゅーるなどのおやつは与えていい?
主治医に確認してから与えてください。
食欲が落ちたときのきっかけに使えることもありますが、併発症によって与えてよいものが変わります。成分表を見せて相談すると話が早く進みます。
食べない日はどの時点で病院に行く?
膵炎の猫は「食べない」が悪化サインになり得ます。
丸1日ほとんど食べない、嘔吐が続く、ぐったりして動かないなどの症状がある場合は早めに受診をしましょう。もともと食が細い子でも“いつもと違う”が続くなら要注意です。受診時に食べた量や嘔吐回数のメモがあると診察がスムーズですよ。
猫の膵炎の余命はどのくらい?
一概には言えないので、主治医に聞いてください。
重症度や併発症によって経過が大きく変わるため、フードの記事で年数を示すことはできません。今の状態と見通しを主治医に確かめるのが確実です。
猫の膵炎のフードは受診と方針を先に決めて選ぶ
猫の膵炎は症状がわかりにくく、発見が遅れやすい病気です。
フードを変えることは治療そのものではありません。まず動物病院で診断と方針を決め、そのうえで食事を組み立ててください。
今回、療法食の脂肪量を計算したところ、「療法食だから低脂肪」とは限らないことがわかりました。数字は自分で判断する材料ではなく、主治医に相談するときの材料として使ってください。
食べない状態が24時間以上続く、嘔吐が続く、ぐったりしている——このいずれかがあれば、フードを探すより先に受診を優先しましょう。
療法食の指示がなく、獣医師に切り替えてよいと言われた猫なら、500gの小袋を初回980円で試せるGRANDSか、魚の味の脂肪が約3.3gの犬猫生活から、少しずつ始めてみてください。
療法食の指示がない猫の日常食TOP3
1位GRANDS(グランツ)公式サイト:grands-pets.com500gの小袋で少しずつ切り替えやすい。3種類の味を試せる。初回980円 送料無料2位犬猫生活キャットフード公式サイト:inuneko-seikatsu.co.jp魚の味は100kcalあたり脂肪約3.3gの国産フード。初回1,980円 送料無料3位モグニャンキャットフード公式サイト:mognyancatfood.co.jp100kcalあたり脂肪約2.9gと少なめの白身魚のフード。5,852円 定期なら最大20%OFF
シニア猫の飼い主さんはシニア向けキャットフードの記事も参考になります。
| この記事を執筆した著者 | |
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ワンニャンBEST編集部 |
犬や猫と楽しく暮らしているメンバーで書いています。愛犬・愛猫の体験談や美味しいフード、グッズ情報なども書いているので、ぜひ見てください。インスタも日々更新中です。ワンニャンBEST公式Instagram |
2026年11月4日 ランキングとよくある質問を見直し
2026年8月15日 療法食の比較と受診の目安を追加
2026年1月26日 公開
※本記事の医学的な解説は獣医師監修のもと作成しています。商品の紹介・並び順の判断について監修者は関与していません。
※価格・仕様は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
出典
Royal Canin Academy「Acute feline pancreatitis」(ロイヤルカナン獣医学アカデミー)
Today’s Veterinary Practice「Chronic Pancreatitis in Cats」(Jörg M. Steiner)
ロイヤルカナン公式サイト「消化器サポート(猫用)」
成分・価格
GRANDS(グランツ)公式サイト
犬猫生活 公式サイト
モグニャン・カナガン 公式サイト(株式会社レティシアン)
CAT STANCE(キャットスタンス)公式通販サイト(ペットスタンス)




松本 千聖
ワンニャンBEST編集部

