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柔らかいドッグフードおすすめ8選|老犬・歯が弱い犬向けにウェット・半生をタイプ別で比較

シニア期に入って噛む力が弱くなってきた、硬いカリカリを残すようになった——そんな変化を感じたら、フードを柔らかい形に整えてあげるタイミングかもしれません。

ただ、その前にひとつだけ確認してほしいことがあります。急に食べなくなった場合は、加齢ではなく口や体のトラブルが隠れていることがあるからです。

先に受診を検討したいサインを整理してから、柔らかいドッグフードをウェット・半生・ふやかしの3つの方法に分けて紹介していきます。

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目次

急に硬いものを食べなくなったら、まず病気のサインがないか確認を

柔らかいフードへの切り替えを考える前に、見ておきたいことがあります。

年齢のせいに見えて、実は歯や口の中、のど・食道のトラブルで「食べたくても食べられない」状態になっていることがあるからです。



先に受診を検討したいサイン

獣医学の資料では、飲み込みにくさや食道のトラブルの徴候として、よだれの増加、繰り返し飲み込もうとする動作、吐き戻し、えずき、食欲低下、体重減少、咳などが挙げられています。

こうしたサインが重なっている場合や、食べたそうにしているのに食べられない様子がある場合は、フードを変える前にかかりつけの動物病院に相談しましょう。

(参考:Merck Veterinary Manual)

ゆっくりした変化なら、食事の工夫でサポートできる

一方で、若い頃より硬い粒に時間がかかるようになった、少しずつ食が細くなってきた。そうした緩やかな変化であれば、食事の形を整えることでサポートできます。

それでは、柔らかいフードのタイプと選び方を順番に見ていきましょう。

柔らかいドッグフードの種類と水分量

ドッグフードの水分量には業界の区分があります。ドライはおおむね水分10%程度以下、ソフトドライと半生(セミモイスト)は25〜35%、ウェットは75%前後とされています。

(出典:ペットフード協会「ペットフードの種類」)

この記事で取り上げるのは、水分の多いウェット・半生・ソフトドライのフード、そしていつものドライをふやかして柔らかくする方法です。



ウェット・フレッシュ(水分75%前後)

缶詰やパウチ、チルド、冷凍の手づくりタイプなどが該当します。水分が多く、舌でつぶせるほど柔らかいのが特徴です。

香りが立ちやすいぶん、食が細くなってきた子が口をつけるきっかけになりやすく、食事から水分を補えるのも強みです。

そのかわり開封後は傷みやすいので、冷蔵で早めに使い切る前提で選びましょう。

半生(セミモイスト・水分25〜35%)

しっとりと弾力のある食感で、ドライに近い感覚で扱えるタイプです。

ウェットほどの柔らかさはいらないけれど、硬い粒は嫌がる——そんな子に向いています。個包装の商品を選べば、鮮度管理の手間も減らせます。

ソフトドライ(水分25〜35%)

発泡処理でふんわり仕上げてあるのがソフトドライです。水分量は半生と同じ区分ですが、崩れやすい食感が特徴とされています。

通販の主食用では該当商品が多くないため、店頭で見かけたときに半生と同じ水分帯のふんわりタイプと覚えておくと選びやすくなります。

ドライをふやかす(水分は調整しだい)

いま食べているドライにぬるま湯を注いで柔らかくする方法です。味はそのままに、硬さだけを調整できるのが最大の利点です。

詳しい手順とふやかしやすいフードは後半のセクションで紹介します。

うちの子にはどのタイプ?状況別の選び方

タイプが分かったら、次は愛犬の状況に当てはめてみましょう。3つの質問で考えると、迷いにくくなりますよ。



歯がほとんどない・噛む力がかなり弱いならウェット

噛む工程をほぼ省けるウェット・フレッシュが第一候補です。舌でつぶせる柔らかさなら、歯への負担を気にせず食べられます。

シニア期の食事全般については、シニア犬向けフードの記事と、ハイシニア期の子向けのフード記事もあわせて参考にしてください。

筆者の17歳になるハイシニア犬は、これまでドライフードにウェットフードをトッピングして食べていました。最近はすっかりウェットフードしか受け付けなくなってしまいましたが、総合栄養食のものに切り替え、今はとにかくしっかり食べてくれることに感謝する毎日です。

噛めるけれど硬い粒を嫌がるなら半生・ソフトドライ

硬さだけがネックなら、案外、しっとりした半生タイプで十分なことが多いです。ドライと同じ感覚で計量・保存できるため、切り替えの負担も小さくて済みます。

いまのフードの味が好きならふやかし

食べ慣れた味のまま、硬さだけを変えられる方法です。フードの切り替えが苦手な子や、新しい味を警戒しがちな子に向いています。

水をあまり飲まないならウェットを取り入れる

主食を全部変えなくても、ウェットを少量トッピングするだけで食事から水分を補えます。まずは1日1回のトッピングから試してみるのも手です。

なお、下痢や軟便が続くなど胃腸の弱さそのものが気になる場合は、フードの硬さより先に胃腸の弱い犬向けフードの選び方を確認するのがおすすめです。

柔らかいドッグフードを選ぶ4つのポイント

タイプが決まったら、商品選びで確認したいのは次の4点です。

主食にするなら「総合栄養食」表示を確認する

毎日の主食にするなら、パッケージの「総合栄養食」表示のチェックを忘れずに。

「一般食」「副食」と書かれたものはおかずやトッピング用なので、主食の置き換えには向きません。

水分量・タイプの表示を確認する

「やわらか」という言葉の印象だけで選ばず、成分表示の水分量を見ましょう。ウェットなら75%前後、半生なら25〜35%が目安です。

対象年齢を確認する

シニアの子に与えるなら、全年齢対応か、シニア対応の記載があるかを確認します。対象年齢の書き方は商品ごとに違うため、公式サイトの表記を見るのが確実です。

開封後の扱いやすさで選ぶ

柔らかいフードは水分が多いぶん傷みやすいのが弱点です。個包装かどうか、開封後の保存方法まで確認しておくと、無駄なく使い切れます。

柔らかいドッグフードおすすめ5選(ウェット・フレッシュ・半生)

ここからは、公式サイトでタイプ・水分量・栄養区分などが確認できた商品を紹介します。

並び順は、公称水分量の多い順です(各商品の情報は2026年8月17日時点の公式サイト確認にもとづきます)。

1. PAW’S GREEN DELI(ウェット・総合栄養食)

パウズグリーンデリキャット

タイプ ウェット(総合栄養食)
水分 86%以下
内容量・価格 50g×15個(3種×5)/4,380円(税込)
対象年齢 生後6ヶ月頃から

PAW’S GREEN DELIは、約85%が水分のウェットフードで、主食に使える総合栄養食表示のあるセットが用意されています。

50gずつの小分けなので、毎回開けたてを与えられるのが特徴です。粗脂肪1%以上、1個あたり37〜38kcalの設計です。

向いている犬:噛む力がかなり弱い子/水をあまり飲まない子/少量ずつ新鮮に与えたい小型犬

向かない犬:食べる量が多い中型〜大型犬の主食にはコストがかさみやすい(トッピング使いも検討を)

PAW’S GREEN DELIを試す

2. ブッチ(チルド・ミートロール)

タイプ ウェット(冷蔵ミートロール)
水分 最大70%(公式FAQより)
内容量 800g

ブッチは、冷蔵で届くミートロール型のフードです。公式FAQで「最大70%の豊富な水分」と案内されており、必要な分だけ切り分けて与えます。

包丁で切れる柔らかさなので、粒の硬さに悩む子の選択肢になります。要冷蔵のため、保存スペースと使い切りペースは事前に確認しておきましょう。

なお、主食として切り替える場合は、総合栄養食表示の有無をパッケージで確認してから移行するのがおすすめです。

向いている犬:香りで食欲を引き出したい子/ウェットを初めて試す子

向かない犬:冷蔵管理が難しい環境・長期ストックしたい家庭

\お得な定期コースも!/

ブッチを最安で試す

3. ココグルメ(フレッシュ・総合栄養食)

タイプ フレッシュ(冷凍・総合栄養食)
価格 初回980円(0.5kg)/定期4,990円〜

ココグルメは、低温調理して冷凍で届くフレッシュフードです。総合栄養食の表示があり、主食として使えます。

手づくりごはんに近い柔らかさを主食に取り入れられるのが強みです。初回0.5kgを980円で試せるので、食いつきの確認から始めやすい商品です。

向いている犬:手づくり風の柔らかいごはんを試したい子/まず少量から試したい家庭

向かない犬:冷凍庫のスペースに余裕がない家庭

\1日500名限定 お試しセット980円/

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ココグルメの口コミ・評判を紹介!メリット・デメリットや向いている愛犬の特徴も解説

4. ペトコトフーズ(フレッシュ)

タイプ フレッシュ(国産手づくり)
対象年齢 全年齢・全犬種

ペトコトフーズは、国産の手づくりフレッシュフードです。公式に「子犬からシニア犬まで、全年齢・全犬種向け」と明記されており、シニア期でも使いやすいのが特徴です。

スチーム調理のしっとりした食感で、単品購入から試せます。主食利用の栄養区分については、購入前に公式サイトの表示をあわせて確認しておくと安心です。

向いている犬:シニアを含む幅広い年齢で柔らかい主食を検討したい子

向かない犬:ドライ感覚の手軽さ・常温保存を重視する家庭

\定期便ならずっと20%OFF/ ペトコトフーズを試すペトコトフーズの口コミ・評判は悪い?購入者が感じたメリット・デメリットも解説!

5. やわか(半生・総合栄養食)

タイプ 半生(セミモイスト・総合栄養食)
水分 27%
内容量 1.2kg(80g×15袋)
対象年齢 全犬種・全年齢
主原料 鶏肉、押麦、玄米、かつお節、大豆

やわかは、その名のとおり半生タイプの国産フードです。水分27%のセミモイストで、ドライに近い感覚のまま「しっとり柔らかい粒」に切り替えられます。

九州産の華味鳥を使った鶏肉主体のレシピで、公式FAQではAAFCOの基準を採用した総合栄養食と案内されており、全犬種・全年齢に対応します。80gずつの個包装なので、半生の弱点である鮮度管理がしやすいのも実用的です。定期コースに回数の縛りはありません。

向いている犬:硬い粒だけを嫌がる子/個包装で鮮度を保ちたい家庭

向かない犬:舌でつぶせるレベルの柔らかさが必要な子(その場合はウェットを)

やわかを試す

いつものドライを柔らかくする、ふやかしやすい小粒ドライという選択肢

フードを変えること自体がストレスになる子には、いま食べているドライをふやかす方法があります。

ロイヤルカナンの公式FAQでは、ドライをふやかしても「栄養成分が変化することはない」とされています。ただしお湯は約60℃以下にして、熱湯は避けるよう案内されています。水溶性ビタミンが熱に弱いため、と理由も示されています。
(出典:ロイヤルカナン公式FAQ)



これからドライを選び直す場合は、公式サイトにふやかしの案内があるフードを選ぶと、柔らかくする前提で使えます。ここでは公式のふやかし案内が確認できた小粒ドライを紹介します。

このこのごはん

タイプ ドライ(オールステージ総合栄養食)
価格・内容量 3,278円(税込)/1kg
対象年齢 全犬種・全年齢

このこのごはんは、小型犬の飼い主に向けて設計された国産ドライフードです。

公式サイトで30〜40℃前後のぬるま湯に10〜15分ほど浸すふやかし方が案内されており、柔らかくして与える使い方を前提に選べます。熱湯を避ける点も公式の案内どおりです。

向いている犬:ドライの味を変えずに柔らかくしたい小型犬・シニア期に入りかけの子

向かない犬:大型犬の主食(1kg単位のためコスト面で不利)

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うまか

タイプ ドライ(総合栄養食基準)
対象年齢 全犬種・全年齢
主原料 鶏肉(九州産華味鳥)、玄米、大麦、かつお節、大豆

うまかは、九州産華味鳥を使った国産ドライフードです。先ほど紹介した半生「やわか」と同じ会社のシリーズで、ドライのうまかから半生のやわかへと、噛む力に合わせて段階的に移行しやすい関係にあります。

公式FAQでは30〜40℃程度のぬるま湯でふやかす方法が案内されており、ふやかした際に流れ出た水分ごと与える点や、熱湯を避ける点も示されています。

向いている犬:かつお節の香りで食いつきを引き出したい子/まずドライのままか、ふやかしで試したい子

向かない犬:今すぐウェット級の柔らかさが必要な子

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UMAKA(うまか) 公式サイトを見る

ミシュワン シニア犬用

タイプ ドライ(シニア向け設計)
対象年齢 7歳以上
粒の形 小粒・平たい楕円形
主原料 鶏肉、馬肉、鶏レバー、大麦、玄米

ミシュワン シニア犬用は、7歳以上のシニア犬に向けて設計されたドライフードです。小粒で平たい楕円形の粒は、噛む力が弱くなってきた子でも扱いやすい形です。

カロリーは成犬用より控えめに調整されていると公式に案内されており、公式FAQにはお湯でふやかして与える方法も示されています。

向いている犬:7歳以上で、シニア向け設計のドライをふやかして使いたい子

向かない犬:7歳未満の子(対象年齢外)

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柔らかいドッグフードを与えるときの注意点

柔らかいフードは食べやすい一方で、扱いには気をつけたい点がいくつかあります。

切り替えは7〜10日かけて少しずつ

急にフードを替えると、お腹がびっくりしてしまう子がいます。メーカー公式の案内では、今のフードに新しいフードを少しずつ混ぜ、約7日〜10日かけて切り替える方法が示されています。

たとえばロイヤルカナンが案内しているのは7日間の移行です。4日目までは今のフードと半分ずつ、5〜6日目に75%、7日目に100%と進めます。ミシュワンは毎日1割ずつ増やし、約10日かけて切り替える方法を案内しています。便の様子を見ながら、ゆっくり進めましょう。

(出典:ロイヤルカナン切り替えガイド/ミシュワンFAQ)

出しっぱなしにしない・開封後は早めに使い切る

水分の多いフードは傷みやすいのが弱点です。ヒルズの公式案内では、皿に出したウェットフードは2時間以内に下げる、開封した缶は冷蔵庫で保存して2〜3日以内に使い切ることがすすめられています。

ふやかしたドライも同じです。作り置きはせず、食事のたびに用意しましょう。

(出典:ヒルズ フードの保存方法ページ)

食後の口腔ケアを習慣にする

柔らかい食事は歯に残りやすいため、食後の歯みがきなどの口腔ケアとセットで考えるのがおすすめです。

ケア用品の選び方は犬用歯みがき粉の記事で詳しく解説しています。ケア用品の選び方は犬用歯みがき粉の記事で詳しく解説しています。

柔らかいドッグフードのよくある質問

柔らかいフードだけを毎日与えて大丈夫?

「総合栄養食」表示のある商品なら、主食として毎日与えられる設計になっています。「一般食」はおかず用なので、主食にはしないでください。

持病がある子や体重の増減が気になる子は、切り替え前にかかりつけの獣医師に相談すると安心です。

ドライをふやかすと栄養は壊れない?

ロイヤルカナンの公式FAQでは、ふやかしても栄養成分は変化しないとされています。ただし熱湯は避け、約60℃以下のお湯を使いましょう。

柔らかいフードのほうが消化にいいって本当?

実は、「柔らかいフードなら必ず消化にいい」と言い切れる根拠は確認できていません。獣医学の資料でも、合う食感には個体差があり、柔らかい流動状が合う子もいれば、成形した食事のほうが合う子もいるとされています。

「消化に良さそうだから」ではなく、目の前の子が食べやすいかどうかで選ぶのが確実です。

スーパーやホームセンターで買える?

半生タイプやウェットタイプは市販でも購入できます。選ぶ基準は通販商品と同じで、総合栄養食表示・水分量・対象年齢の3点をパッケージで確認しましょう。

柔らかいドッグフード選びのまとめ


柔らかいドッグフード選びは、まず受診が必要なサインがないかを確認するところから始まります。

そのうえで、噛む力がかなり弱いならウェット・フレッシュ、硬い粒だけが苦手なら半生、味を変えたくないならいつものドライをふやかす。この使い分けで、ほとんどのケースに対応できます。

愛犬の食べる様子を見ながら、無理のないペースで食事の形を整えてあげてくださいね。

この記事を執筆した著者
ワンニャンBEST編集部 犬や猫と楽しく暮らしているメンバーで書いています。愛犬・愛猫の体験談や美味しいフード、グッズ情報なども書いているので、ぜひ見てください。インスタも日々更新中です。ワンニャンBEST公式Instagram
更新履歴
2026年8月18日 全面改訂。掲載商品を19点から8点に変更し、ウェット・半生・ふやかし対応のドライ中心の構成に変更。フードの水分量区分を業界団体の基準に合わせて修正。受診の目安とタイプ別の選び方、ドライフードのふやかし手順を追加。根拠が確認できなかった「柔らかいフードは消化吸収が良い」等の記述を修正。
2025年7月13日 公開
価格の取得日 2026年8月17日
※価格・仕様は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
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